AH blog vol.003:可能性のバケモノ
こんにちは。樋口です。
「可能性のバケモノ、って何?」と思われた方もいるかもしれません。
可能性のバケモノとは、「今まで不可能だったことを可能にしてしまう」ということを自分なりに表現したオリジナルの言葉です。
最近でいうと、スポーツでは大谷翔平氏や羽生結弦氏・内村航平氏など、経営者でいうと稲盛和夫氏や、スティーブジョブス氏・イーロンマスク氏などを私は思い浮かべます。
各々が各分野で今まで誰も成し遂げたことのない記録や発明をしてきました。
そんな天才などと表現される人たちと、私のような凡人の違いは何なのだろうとよく考えます。
それは少しでもそんな偉人に近づきたいという、小さな小さな自分に対する抵抗のようなものかもしれませんが・・・。
そんなことを思いながら、ある記事に大谷翔平氏が不可能を可能にするための要因を説いている一説を見つけました。
そこには、
『大谷翔平氏はなぜ『不可能』だと思われることを『可能』となしえたのか?
その鍵は、大谷氏が培ってきた彼の一流の思考(習慣)にある』
と書いてありました。
またその思考(習慣)とは、
『挫折と向き合うこと、自分を信じ切ること、孤独を恐れないこと、謙虚でありつづけること、 そして夢を描き続けること…』
と書いてありました。
深い!
そしてシンプル!!
だけど、殆どの人の「僕には/私には無理。」、「とは言っても・・・!!!」、という反応を思い浮かべてしまいました。
かくいう私も、皆さんと同じ反応を取るであろう“こちら側の人間”です。
では大谷翔平氏などの偉人は特別な存在なのでしょうか?
私はそうでないと思います。
皆さんも想像出来ると思いますが、おそらく彼は信じられないくらいの努力を積み重ね、たくさんの葛藤を乗り越えながら良い習慣を積み重ねてきたはずです。
例えばフルマラソンを思い浮かべてもらえると分かりやすいかもしれません。
最初の走り出しは気持ちよく走っていける人が多いのではないかと思います。
そしてずっと走り続けていくと少しずつ苦しくなり、
それがどんどん重なり、
もう限界だというところまで行くか、その手前でほとんどの人が走るのをやめてしまうのではないでしょうか?
ただ一部の限界を超えた人が走り続けると、だんだん苦しさが安定してきて我慢できる状態で維持されるようです。
その後もまた我慢できない苦しさがいきなり戻ってくることを繰り返して、いずれその先にゴールを迎えます。
何度もそのゴールを迎えると、走りきる快感が脳にインプットされて、走らずにはいられなくなるでしょう。
この状態になればもうそれは習慣化されてきたということです。
私たちはこの習慣化という脳の機能を活用していくことで大小さまざまな今まで出来なかった不可能なことを可能にしていきます。
いつの時代も多くの良い習慣を多く身に着けている人が、ほかの人では真似できないようなすごいことを成すのだと思います。
半面、良い習慣を身に着けていない人は人間の根底にある欲求のために人を羨んだり、楽な方に流されたりしていくのではないでしょうか。
ただいきなり大きな習慣を身につけるのは大変ですし、挫折も多くなり自信を失いかえって悪い状態になるかもしれません。
そんな時は、まずはできそうな簡単な習慣から一つずつ積み重ねていきましょう。
例えば朝いつもより30分早く起きることや、一駅前で電車を降りて一駅分歩くこと、1日10人にありがとうと言うといったことでもいいと思います。
もしかしたら次の大谷翔平氏にあなたがなるかもしれません。 私も次の大谷翔平氏を目指して、明日から新たな習慣の種をまいていきます。