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樋口の[思いつきブログ]

AH blog vol.001:ウサギとカメの話

ウサギとカメ

こんにちわ。樋口です。

早速ですが、ウサギとカメの物語は多くの人が知っている童話だと思います。

私はよくこんなことを考えます。
「ウサギとカメって結局どっちが人生豊かになれるの?ビジネスの世界で活躍する可能性が高いの?」

知らない方もいるかもしれないので簡単に物語を解説すると、
メインはウサギ(器用で何でもできるが継続性が弱い)とカメ(不器用で上手くできるまでに時間がかかるが愚直にやり続ける)がレースをしてどちらが勝つかという物語で、
一般的には紆余曲折(途中までウサギがダントツトップだったがサボって休んでしまう、カメはゆっくりだがサボらず進み続ける)あるがカメが勝つという物語です。

ほかにもヒーローアニメなどで鉄板なのが不器用で最初は非力な主人公が努力し続けて強敵を倒すような物語と似ているような気がします。

ここで一つ思うのが、「不器用なことを頑張って結果を出せる確率ってどのくらいあるのかな?」ということです。

大前提として努力と継続性に対して否定をする余地は全くありませんし、
何をするにもやっぱり必要なことだと私も強く思います。
そしてイメージや思い込み・好き嫌いなどで苦手だと思い込んでいることに挑戦してみるのはとても意義のあることだと思います。

 

しかし「一生懸命一定期間全力でやってみてほかの人より明らかに劣るものをやり続けるのはどうなのか?」ということを感じますし、
器用に物事を行う人は「努力しないで器用に生まれ持ったものでこなしている」ように見えたり、
不器用だけど愚直に行うことを必要以上に美化したりする風潮があるのではないかと感じます。

 

見える努力と見えない努力に価値の違いはないはずなのにやはり周りから見えないと認められないとなって努力してないからチャンスを与えられないとか、
不器用で努力する人やそういうキャラの人はミスしてもしょうがないとか逆にがんばれと応援されるのに、
器用で努力しているのに見えづらい人がミスすると努力してないからとか楽しているからそうなるんだみたいなことを言われることもあります。

世の中器用なだけじゃ結果出し続けられないですよって言いたい人もいるのでは?・・・(最高なのは努力し続ける天才が世の中を変えることかもしれませんが)

そんな世の中を少しでも変えたいと、
人が人を色眼鏡で見ないで等身大の自分でいられたり、
器用だが違う意味で不器用(努力を見せず勘違いされやすいとかキャラ的にそう見られてしまう人)がもっと生きやすい環境を作りたい、
逆に不器用だと周りから言われすぎて自信を失い空回りしているだけで本当は器用な人が伸び伸びと働ける環境を作りたい、
一緒に働くメンバーが仲間の本質をしっかり見れるような心理的安全性の高い組織を作りたくて、
そして自分の武器を最大限発揮できてさらに強化できる環境を提供できる会社を創りたいと強く願いこの会社を創業しました。

わが社のミッションである「人生をあそぶ」にはそんな思いや願いが込められています。

孤独が好きな人を否定はしませんが、本質的に人は一人では生きていけません。

自分を輝かせるのは良い仲間と自分をさらけ出せる環境で切磋琢磨できたり、
自分のことを差し置いても仲間を助けたいと思えるような人間がたくさん集まる環境で働けることではないかと私は思います。

こんなことに共感してくれる仲間がたくさん集まってほしいと願ってますし、
そんな人にがっかりされない会社を創れるように日々精進しています。

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